Mitsuru Uragami Talks...

Vol.6 藍緑彩万年壺

盛唐(8世紀)につくられた藍緑彩の万年壺。藍と緑の釉を鮮やかにかけ分け、水辺の植物を思わせる色合いの壺です。万年壺の名は、万年の糧を蓄えるという意味で、食べるものに不自由しないという願いが込められています。



Vol.5 越州窯青磁 天鶏壺

中国で最も早い本格的な青磁の作品。東晋時代(4世紀)に越州窯で焼造され、日本では古越磁と呼ばれているものです。注口部を鶏の首を形どっている水注を天鶏壺といいます。鶏は夜明けを告げるので、縁起がよいとされています。



Vol.4 加彩騎馬婦人俑

躍動的な馬に乗る、りりしい女性像。唐時代前半(7世紀)の作と思われます。
襟のついた赤い衣装は、ご覧の通り加彩がよく残っています。人馬とも、颯爽として気品が漂う作品です。



Vol.3 唐 加彩美人俑 一対

たおやかな女性のテラコッタ。唐時代(8世紀)の宮廷に仕えた女官と思われます。この時代の典型的な美人で、天平時代の日本でも遣唐使を通じて伝わったのか、理想の女性像はこのように下ぶくれで体型もふっくらとしています。

Vol.2 黒陶双耳壺

一見、古代ギリシャの壷のようにみえますが、これも2000年前、中国の四川省で作られたものです。グリグリとした2つの大きな目玉のような彫りと、両方についた大きな把手が特徴的で、現代の作品といってもおかしくない斬新さがあります。

Vol.1 漢 緑釉銀化犬

今から2000年前の中国の犬のやきものです。首にはハーネスがついていて、すでにこの頃から犬を飼っていたことが分かります。作り手の犬への愛情が垣間見られる、愛嬌のある犬です。

自己紹介にかえて・・・

古美術というと、つい堅苦しく考えがちですが、実はとても楽しい世界なのです(もちろん作品によりますけど)。タイムマシンに乗った気分で一緒に古美術探訪に行きませんか? きっと面白い発見がいっぱいありますよ。